意拾遺のあとに

紙、糸、水
2011年〜

『意拾遺』によって本の解体をおこなったことから、印象に残った言葉の組み合わせや、自分の思いついた言葉を取り出し、保存する取り組みをはじめた。 ドローイングのような感覚で言葉から受けるイメージを表すために、刺繍糸を用い、「色」と「長さ」を要素として組み合わせている。水につけて保存することで文字の劣化がおこり、自分の恣意によらない言葉の変容を観察することができる。